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category: 一觴一詠  1/6

諸聖人の日

生家あり万聖節の雲の下万聖節ハロウィンの渋谷が記憶に新しいですが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。11月1日がキリスト教における「万聖節(諸聖人の日)」だとはかねてより何となく聞き及んでいたのですが、この句を詠むにあたって調べ物をしていた際に、英語でAll HallowsとかHallowmasと表記されることは初めて知りました。ここに至って漸く「なるほどハロウィンって諸聖人の日の前日を意味するイベントなのか」と納得い...

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誕生日

秋風の捨てたプラごみ転がり来季語・秋風卒業論文、現在絶賛行き詰まり中。奮ってご応援ください。。。参考文献・資料に溺れ死にそうな毎日ですが、まあなんとか生きています。今日たまたまスケジュール帳を開いてやっと、今日が自分の誕生日だということに気づきました。そりゃ誰かがプレゼントでもくれれば覚えてるんでしょうけどね。はぁ。。。。さて、久々に俳句のことをお話ししますが、このまえ街を歩いていると、秋の肌寒い...

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追想

ハイウェイに聴き終ふる百物語季語:百物語川の字の酔ひどれ彦星の笑ふ季語:彦星海原にむら雲の消ぬ終戦日季語:終戦日台風一過、秋を纏ふてくる風の折節に、私は東京の一室に居ります。帰省を終え数日、本格的に勉強を始めねばと机に向うて居りますが、集中が続かず、かくて別の世界に逃避せんとするのです。以上は、帰省中にここぞとばかり作り溜めた俳句です。暦の上では秋ですが、とはいえまだ8月ですので、夏の季語と秋の季...

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炎天

靴音の揺らぎとなりてくる劫暑季語:劫暑嶺雲の満つる峯より来るバス季語:嶺雲先日、熱中症にかかりました。病院にかかったわけではありませんでしたが、十分な水分と塩分をとりつつ、クーラーの効いた自宅で安静にしていたら治りました。炎帝のしじまも夏らしく感じられる季節、くれぐれもご自愛くださいますよう。それでは失礼。...

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催涙雨

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聖堂に跫々たるや送梅雨季語:送梅雨七夕の雨を指して、織姫と彦星が会えず流した涙に喩えた「催涙雨」なる言葉があります。昔の人もロマンチックなことを考えたんだなと染み入りますが、この季節の雨、梅雨が終わるかという時期の雨は、昔から雷雨を伴うことも知られており、これを指して「送梅雨」という季語も存在します。平成三十年度七月豪雨と名称を決定された今度の大雨は、厳密にいえば関東では梅雨明け後の雨でしたから、...

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梅雨明

彼には強い妄想癖があった。例えば学校の授業中、例えば通学の電車の中、例えば散歩の土手の上で、思考が吹き飛ぶこともしばしばであった。こんなものは一例に過ぎないが、生まれて初めてのひき算の授業で妄想を発揮したので、まったく問題が解けず、いきなり号泣してクラスメイトを困惑させたこともある。それほどにひどかったし、それなりに日常に障をきたした。彼の比較的に恵まれた人間関係、記憶力、想像力などが幸いしてか災...

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cinéma

別珍に居敷のどけき幕のあと季語:のどけき先日、某所の名画座に参りました。通学路でのふとした寄り道でしたから、何を見ようかと名画座のポスターを前に突っ立ち、それにしても私のようなものがこれ以上足を踏み入れてよいものかと逡巡をしていたところ、「あなた、お迷いなのでしょう?」と、振り返ると、少ししゃがれつつも御上品なお声の、美しいお着物をお召しになったご婦人が微笑んでおります。こちらも小首をかいて素直に...

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金打の駒音ゆるゆると霾る季語:霾る鉄錆の如き夕暮れ霾曇季語:霾曇霾る…つちふる霾曇…つちぐもり何かと忙しくなってきて更新を怠った結果、妙な広告が自身のブログ上に表示されるようになったことが鬱陶しく腹立たしく、このように更新しました。忙しいのは仕方ないでしょうに、ねえ?ということで、この季節に鬱陶しく腹立たしいものといえば、洗濯物を干す際のベランダに積もる黄砂であろうと思い立ち、このような句作をもって...

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大和琴、犬の声

初東風の電線あずま琴を聴く季語:初東風初空へ惹かれた犬に曳かれゆく季語:初空まだまだ正月気分の抜けない(抜きたくない)日が続きますが、時間は刻一刻と過ぎ去り2018年も2週間をはや過ごしております。正月休みの間に作ったけれども更新がどうにも面倒だったもので、その作り溜めたものを今回も吐き出すだけの記事となります。お正月のおめでたさは、無機質に優美を見出させ、老犬の我が儘を許させる程の気分がありますね。...

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センター試験

消しゴムのかす集むるや初日陰季語:初日陰 冬麗や東天に過去問を閉ず季語:冬麗乗初の極地ひねもす明けやらで季語:乗初朝まだき華府なる御用始かな季語:御用始今回は、溜まりに溜まった俳句を一斉に大放出するのみの記事とさせていただきます。内容そのものは素直なものですし、万が一意味の知らない字句があれどもネット検索すれば出てきますので差し支えないように思います。遅ればせながら、あけましておめでとうございます...

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