新・冬夕焼

冬赤し 落とし物せる日の暮鐘
季語:冬

思えば夕焼けの句が私のものには多いように感じられます。あまり好きな時間ではないのですが、それがかえって私の深層心理の上で良い距離感となって作品を形作るのでしょうか。よくは分かりませんけれどね。

夕焼けに対する感情というのは、様々な次元のものがあるように思います。その次元のうちの一つには、焦燥、悔恨、孤独、あるいは期待、安堵といったような、個人的経験に重く照らされた感傷に対して、鎮魂、畏怖、清浄という、むしろ日本の文化的背景の内面化としての感傷を対置できるような、そのような区別があるやもしれません。

日常の中では流れ過ぎてしまいがちな、そういった些末なる感傷の一つ一つを取り上げて、拡大して、世界にしてしまう俳句というもののマジックに憑かれること、そしてそれを多忙な中にも忘れずにおくということは、心を豊かに富ませるものだと本に思います。

冴え渡る雨上がりのスカイブルーにそんなことを思っては、また句作をするのです。

sunset-1147124_960_720.jpg
スポンサーサイト

3 Comments

Jun(ペンネーム) いわのふ(ブログネーム)  

ブロとも申請、ご受理ありがとうございます。

有り難うございます。

相互リンク是非おねがいもうしあげます。

2017/11/23 (Thu) 19:54 | REPLY |   

Jun(ペンネーム) いわのふ(ブログネーム)  

No title

有り難うございます。

承知いたしましたです。

2017/11/24 (Fri) 13:54 | REPLY |   

Jun(ペンネーム) いわのふ(ブログネーム)  

美しい写真、いいですね。

2017/11/25 (Sat) 17:42 | REPLY |   

Post a comment