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金打の駒音ゆるゆると霾る
季語:霾る

鉄錆の如き夕暮れ霾曇
季語:霾曇

霾る…つちふる
霾曇…つちぐもり

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何かと忙しくなってきて更新を怠った結果、妙な広告が自身のブログ上に表示されるようになったことが鬱陶しく腹立たしく、このように更新しました。忙しいのは仕方ないでしょうに、ねえ?

ということで、この季節に鬱陶しく腹立たしいものといえば、洗濯物を干す際のベランダに積もる黄砂であろうと思い立ち、このような句作をもって記事を更新いたしました。

前者の句は字余りですが、韻を踏むことで詩として読みやすいように配慮したつもりです。金打という語について、通常ならば「金打(きんちょう)」(武士が誓いを交わす際に刀の鍔で音を立てる行為)と勘違いされるのでは…との懸念がありましたが、直後に「駒音」とあれば「将棋において金将の駒を打ったこと」だと判断できるだろうと思い、このようにしました。勘違いされてでも「金」を選びたかったのは、「霾る」の色のイメージとの共鳴を重視したかったからです。「金」の一字と「ゆるゆると」の言葉で、晴れ間を想像していただきたく、そして真剣勝負をも包み込むかのような春塵がそこにあることを詠める句になっていればと思う次第です。

後者は読んで字のごとく。上五・中七と季語との取り合わせが「即かず離れず」を実現できているか否かによります。個人的には、即き過ぎではとの懸念もあるのですが…。ただ、「鉄錆のごとき霾曇」とするよりかは如何程かの改善を図っていること、そうした色の夕暮れのあり得べきイメージを惹起させたいという意図がどうしても勝ったことで、このようにいたしました。

いやあ、それにしても。
この写真の空気の汚れようと言ったらもう。。。
田舎に帰りたいと思わざるを得ませんね。

金打の駒音ゆるゆると霾る
季語:霾る

鉄錆の如き夕暮れ霾曇
季語:霾曇
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